【プロ野球 広島】西川龍馬は来年首位打者をとれるのか!?
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今シーズン規定打席にわずか届かなかった、カープが誇る天才バッターについて、来季『首位打者』をとれるのか!?
というのを、徹底的に考察しました。
まずは、プロフィールと成績から。
西川龍馬 プロフィール
【ポジション】 外野手
【投打】 右投左打
【身長】 176センチ
【体重】 80キロ
【経歴】 敦賀気比高校ー王子
【生年月日】 1994年12月10日(27歳 ※現在2022年)
【ドラフト】 2015年ドラフト5位(社会人卒)
年度別成績
2016年 試合62 打率.294 安打15 本塁打0 打点3
2017年 試合95 打率.275 安打56 本塁打5 打点27
2018年 試合107 打率.309 安打101 本塁打6 打点46
2019年 試合138 打率.297 安打159 本塁打16 打点64
2020年 試合76 打率.304 安打90 本塁打6 打点32
2021年 試合137 打率.286 安打144 本塁打12 打点60
2022年 試合97 打率.315 安打123 本塁打10 打点53
通算 試合712 打率.298 安打688 本塁打55 打点285
※太文字は規定到達年度
何故天才と呼ばれているのか?
そもそもこの選手は、何故周囲から、天才と呼ばれているのかという点。
周知の事実の通り、プロ入り七年間での通算打率は.297(現在2022年)
三割に迫る数字で、立派な成績です。
しかし彼が凄いのは、数字もさることながら、そのバッティングの内容。
西川選手は、普通のプロの一流の選手でも、ヒットに出来ないような、ボール球を、ヒットにしてしまうという優れたバットコントロールにあります。
YOTUBEの方でも、多く話題となっている、悪球打ち集の動画をご紹介します。
いかがですか?
ワンバウンドするような難しい球もヒットにしてしまいます。
惚れ惚れするような、彼の打撃は、もう天才と形容するのが一番簡単でしっくりきます。
何故首位打者をとれないのか?
数字も、打撃内容も、素晴らしい西川選手ですが、何故首位打者をとることが出来ないのでしょうか?
過去には、2019年に27試合連続安打を放っており、それだけのセンスを持つ彼がどうして首位打者になれないのか?
その原因について、考察してみました。
原因 怪我が多い
意外と知られていない事実なんですが、彼は、
『規定打席到達の3割』
こちらをクリアしたことが一度もありません。
それどころか。
規定打席到達は、2019年と2021年の二度だけなのです。
レギュラーとして、認められ始めたのは、2018年頃ですが、その時は.309こそマークしましたが、規定打席に到達しませんでした。
当時は、まだ内野手でサードを守っており、守備面で不安がありました。
2018年は失策17を数え、リーグワースト一位でした。
それから、外野手に転向しましたが、ご存知の通りの活躍。
しかし、いいぞという時に限って怪我などで、
『下半身のコンディション不良』
このような、記事がニュースとなり、抹消、そして試合に数カ月出れないという期間続きました。
私の知る限り、
2020年と2022年のレギュラーをとってから、この二年間は怪我に悩まされています。
どうすれば首位打者になれるのか?
考察① 試合にさえ出れれば良い
今シーズン三冠王を獲得した村上宗隆選手は、打率.318でした。
一方、規定打率に惜しくも到達できなかった西川選手は、打率.315。
規定を考えなければ、村上選手に次ぐ打率2位の成績でした。
途中何度も、村上選手の打率を上回っていた時期もありましたが、最終的にはこの数字に落ちついてしまいました。
97試合しか出れなかった今季、怪我やコロナの影響も受けたにも関わらず、高いアベレージを残した点や、本人の抜群の打撃センスを考えれば、十分に首位打者をとる可能性はあるのではないでしょうか?
来年2023年も是非西川龍馬選手に期待したいです!
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