【創作論】書きたいのに書けないを解決するには!?

創作において何かを書きたい気持ちを創作者は持っています。

今回は、そんな気持ちを持っていながら何故か『書けない』という問題の解決方法を考えてみました。

例によってこの書けないシリーズですが、何度も私は書けない書けないといってそれをネタに創作論の記事を書いてきました。

未だに物語は書けないし書いていない状態ですが、今回はその書けない気持ちの理由を深堀し、追及し、どんな考え方なら書けるようになるのかを考えました。

【対策①】そもそも書きたくないんだよって話

これは対策ではなく自分の根底の気持ちです。書きたくない人間が書くことを迫られれば書くのが嫌になって当然です。

書きたい気持ちを持って書くという事は、素直に具体的な事案を用意しそれをどうしたいかというものを体現し表現することであり、ただ何も考えられていない状態から、書きたい事を探すというのは、そもそも書きたいものがあるわけではないので、書きたくないんだよっていう話です。

それでも俺は、書きたいんだという方、ご安心を。私は書きたくないけど書きたい人達に諦めろという鋭い刃となる一言を振りかざすつもりはありません。

問題は『書きたいことがない』のに『書きたい』というのが大問題な話な訳で、それを解決する方法をご紹介します。

【対策②】短文で気持ちを書いてみる。

『書きたいものがない』『書きたくない気持ちが裏側にはある』これが本当の真実であるならば、様々な具体的な事案と気持ちを短文にして書いて発表してしまいましょう。

これは短編だとしんどいので、短文です。

「好きな人に恋をした。恋をした人が病気になった。悲しい気持ちになった。だけどよりいっそう愛が深まった。」

みたいな程度の事でいいです。

抽象的でもいいので、案や気持ちを短文で書くことで『書きたい気持ちを作る』ということが出来ます。

書きたいものがない、あるいは書きたくない気持ちが裏側にはある人は、『書きたい気持ちを作る』ことからシフトしていきましょう。

【対策③】そもそも書けない苦しみと闘う事が創作の醍醐味である

これも対策ではありませんが、考え方です。

執筆途中で手が止まり、ボツを繰り返す。どうしても、そんな自分を振り返って『意味のない事をした』と自分は評価してしまいがちです。

算数の世界では1+1=2でありますが創作における世界は、X+Y=という式も答えもそもそもXもYも自分で定めなければいけません。

これは答えのない世界であり、永遠私達は、この代数のような数も式も何を当てはめていけばいいかという迷宮の袋小路にハマる訳です。

3割打者は一流ですが、創作における世界は、率に拘ってもしかたありません。失敗を繰り返して、その失敗も価値ある打数であり、その打数を積み重ねる事によって成功というヒットが量産できるのです。

思いつかないとかで悩んだ場合は、自分はダメだと筆を折るのではなく、『今自分創作してる』と闘い続けているんだという事を実感し、自信に変えていくことが大切であると思います。

だから『これでいいんだ』と思うことも時より大切なんだと思います。

以上が書きたいのに書けないを解決する方法でした。

具体的な解決策は正直一つしかあげられませんでしたが、創作に悩み苦しむ人たちに少しでも役に立つ記事になっていれば幸いです。

トップへ戻る