【詩】テーマ 季節と記憶

僕は覚えている。
この匂い、この空気。
なんてことはない31度目の華の季節だから。
具体的な日付の切り替わりなんてものは知らないけど。

この匂い、この空気がそれを教えてくれる。
1度目はよくわからなくて。
2度目3度目も覚えてなくて。
4度目、5度目はなんだか楽しくて
自分の成長の足どりの跡が確かな証拠となっていて。
10度目のころにはもっともっとって。

でもいつからだろう。
なんだかふかんした自分が、客観的に自分をみつめていて。
この匂いも。
この空気も。
町も、人も、川も、海も、自然も。
自分の中で色をなさなくなっていて。

だけど今。
30度目、31度目にわかったことがある。
色がないんじゃない。

自分が色をつけたいんだ
この自分が。
自分が色をつけるんだ。

だから僕は記憶という足どりを頼りに。

自分なりの色をぬる。


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