【料理雑学】一晩寝かせたカレ―が美味しい理由

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カレーは美味しい。

そう思う方は非常に多いでしょう。

そして、余ったカレーを次の日にも食べる贅沢なひと時。

あれあれ、

『昨日作りたての直後食べたカレ―より美味しいぞ……!』

そう思う事はないだろうか?

実は、それ

『科学的な根拠や理由があります』

では、その根拠を説明していきます。

味が馴染んでいる

一晩寝かせたカレーが美味しいのは、長い時間が経っているため、スパイスの味がカレーそのものに馴染んでいるからです。

すると、味もまろやかな味となり、熟成された美味しいカレーになるという事です。

コクや深みが生まれているから

食べ物の香りや美味しさが形成されているのは、タンパク質やアミノ酸、糖といった物質です。

これが、互いに混ざり合い変化していくので、新しい味が生まれ、それがコクと味の深みに変わり美味しいと我々は感じているのです。

したがって、使う材料によっては、また別の味が出来るようです。

ジャガイモが溶けているから

ジャガイモは煮込むと崩れやすい野菜ですが、崩れることはデメリットだけではなく、崩れたジャガイモがカレーに溶けることにより、さらにまろやかなカレーの味を引き出す事ができます。

そして、デンプン質が溶けてカレーに馴染むので、さらに甘みが増し、甘口好きにはたまらないカレーとなる訳です。

まとめ

・味が馴染む ⇨ 熟成される

・タンパク質アミノ酸糖などが化学変化で ⇨ コク深みを演出している

・ ジャガイモが溶け ⇨ 甘みが増してまろやかになっている

以上が一晩寝かせたカレーが美味しい理由です。

今後の、料理雑学として参考にしていただき、美味しいカレーをどうぞ皆様も召し上がってください。

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