【アニメ感想】ああっ女神さまっ それぞれの翼 第11話『ああっその手で夢を捕まえてっ』

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※ネタバレがあります。 そして、あくまで、個人的な評価と感想です。

感想
非常によかったです。
 
こんな青春時代を過ごしていないですが、趣向、良さ、めっちゃ伝わりました。
 
むしろこんな青春も僕にあってもよかったんじゃないかとさえ思いました。
 
この11話『その手で夢をつかまえてっ』は、自分らしく生きることの素晴らしさ』や『素直な決断をする大切さ』を描いたものだと私は解釈しました。
 
これは、私もそうですが、多くの人が決断するというものに、怖さや迷いを感じていて、踏み切れない人がいると思います。



 
自分がなりたかった自分になれたはずなのに……と悩み迷い、これからどうしようという気持ちに、過去の自分の原点を振り返るため、母校のOBとして、後輩のいる猫み工業大学を訪ねるちひろ。
 
迷うの気持ちの、踏ん切りをつける意味として、学生時代の自分を
 
学生の今を生きる主人公、森里圭一』と重ねあわせて、
 
その自分と勝負して勝てるのなら、決断しようというところが、人の心の素直な強さを感じ、私はそれに対して凄い憧れを感じました。
 
自分のやりたいことに対して、素直に生きるというのは、怖さやリスクが生じることだと思いますが、このちひろ先輩というキャラクターは、気持ちの良いくらい、自分という者をしっかりと持っていて、『自分の人生を後悔なく自分らしく生きる』ということに関して、物凄く理にかなっていて、本当に羨ましいキャラだと思いました。
 
自分の今の職をやめて、最後の就職試験を受けるところで、話は終わって合否やその後は描かれていませんが、重要なのは『決断をして、新たなスタートラインに立った』という事です。
 
そこに清々しさを感じますし、強さを感じます。
 
とても余韻の残る、どこか懐かしく、羨ましい気持ちになれるそんな話でした。