【料理雑学】料理の調味料「さしすせそ」の順番について
みなさん、こんにちわ。
料理美味しく作って楽しんでいますか?
この記事は、料理の調味料の基本である、料理の
『さ、し、す、せ、そ』
について、まとめてみましたので、解説していきたいと思います。
料理の『さしすせそ』とは?
さ → 砂糖
し → 塩
す → 酢
せ → 醤油
そ → 味噌
基本的な順番はさしすせそ
料理によって投入する順番は違いますが、基本的には、『さしすせそ』が一般的です。
①砂糖
砂糖は分子が塩より大きいため、味が食材に染み込みづらく、染み込むまで時間がかかります。
甘味が染み込みづらいので、したがって、一番最初に入れると良いとされています。
②塩
砂糖より食材に味が染み込むのが早いし、味を引きしめる作用があり、砂糖を後に入れてしまうと、分子の大きさから、前述通り甘味が染み込みづらいといわれています。醤油や塩分を含むものも同様なので、必ず砂糖のあとに入れましょう。
③酢→醤油→味噌
発酵食品と言われているので、加熱するとそれぞれ風味が弱まったり、消えてしまったりするので、料理の最後がいいとされています。
みりんのタイミングは?
甘味料を持ち味としているため、『砂糖をいれるタイミング』がベストと言われています。
砂糖にはない、特殊な甘さをもった調味料なので、味のバリエーションが増えるとされています。
砂糖は料理では上白糖がおススメ!
甘味のほか、食材の乾燥を防ぐ効果が砂糖にはあります。
和食においてはグラニュー糖より、上白糖がいいとされています。
料理は科学である
それぞれ調味料などは、分子レベルで語ることが出来、科学的根拠で料理の過程の良しあしは、説明がつきます。
砂糖はモル濃度342に対し、塩はモル濃11度58.5であると言われています。
大げさに説明すると、
砂糖は岩、塩は小石、酢、醤油、味噌は砂や水みたいな感じとします。(分子の大きさレベル順)
食材というバケツの中に効率よく全ての種類を注ぎ込むには、
やはり、岩→小石→砂→水の順で入れれば、
食材というバケツの中に、たくさんの種類の調味料が効率よく収納されていく、というイメージです。
まとめ
調味料を加える順番はさ・し・す・せ・そ!
① 砂糖、みりん
② 塩
③ 酢
④ 醤油
⑤ 味噌
特に注意が必要なのは、一番最初の砂糖(甘味系)を先にいれること!
以上が、料理の『さしすせそ』の順番についての記事でした。
これからの料理生活に是非お役立てください。